
ニキビ跡とは
ニキビ跡とは、ニキビが治ったあとに肌に残る変化やダメージのことを指します。炎症や膿がひどくなると、肌の真皮層にまで影響が及び、傷跡として残ってしまうことがあります。
主なニキビ跡の種類
- 赤み(炎症後紅斑):ニキビの炎症が落ち着いたあとに、毛細血管が拡張して赤く残る状態。
- 色素沈着:炎症後にメラニンが過剰に作られ、茶色っぽく色が残る状態。
- クレーター状の凹み(萎縮性瘢痕):皮膚組織が破壊され、陥没したような深い跡になる。重症化したニキビで多い。
- 盛り上がった跡(肥厚性瘢痕やケロイド):肌が過剰に修復されて、固く盛り上がる状態。まれだが体質による。
対処法・治療法
- 赤みや色素沈着:時間とともに薄くなるが、美白化粧品やビタミンC誘導体、紫外線対策が効果的。
- 凹みやケロイド:皮膚科での治療(レーザー、ダーマペン、ピーリング、注射など)が必要な場合も。