スマホ修理

はじめに

iPhoneの修理費用にいくらかかるかご存じですか?機種にもよりますが、正規店では数万円が相場です。著者なら「いっそ、Androidに機種変しようかな」と思ってしまうかもしれません。とにかく高い!

iPhone12の事例

画面修理

  • iPhone12 Pro Max:約4万円
  • iPhone12 Pro:約3.5万円
  • iPhone12:約3.5万円
  • iPhone12 mini:約3万円

その他の修理

  • iPhone12 Pro Max:約7万円
  • iPhone12 Pro:約6.5万円
  • iPhone12:約5万円
  • iPhone12 mini:約5万円

お気に入りのiPhoneを少しでも長く使い続けるために、iPhoneを故障させないためのポイントをご紹介します。また、万が一壊れてしまった場合に備え、iPhoneの修理代を節約するための豆知識もご紹介します。

iPhoneの故障を防ぐ扱い方

iPhoneの故障の原因の多くは、落下の衝撃によるものです。ですから、iPhoneを落とさないようにすれば、故障のリスクを回避することができます。ここでは、「iPhoneの落下を防ぐこと」にフォーカスして、故障を防ぐ扱い方をまとめています。

iPhoneケースやカバーの装着

iPhoneのケースやカバーにはさまざまな種類がありますが、万が一落としてしまったときにiPhoneを損傷から守ることができるものを選ぶことが大切です。

落下時に最も衝撃を受けるのはiPhoneのエッジ部分なので、エッジ部分を保護するケースを選ぶことをお勧めします(保護ケースが衝撃を吸収するため落下による破損を防ぎます)。

また、保護ケースを装着しておくことにより、iPhoneを下向きに置いても液晶面が床に触れて傷ついてしまうという事態も避けられます。

但し、手帳型の保護ケースはお勧めしません。手帳カバーはユーザビリティが悪く、通話中や操作中に手を滑らせてiPhoneを落下させてしまうケースが散見されるためです。

iPhoneのケースやカバーには様々な種類のものがあります。それぞれの特徴を以下にまとめてみましたので参考になさってください。

ソフトタイプ

柔らかいプラスチックやシリコンでできたケースです。手になじみやすいので、手を滑らせて落下させてしまう事故を未然に防ぐことができます。

ハードタイプ

カバーに、硬質プラスチックや強化ガラスが使用されています。このタイプは、落下時の衝撃を吸収する機能があるため、万一の場合の破損リスクを低減します。

バンパータイプ

iPhoneの側面を金属フレームで覆い、落下時の衝撃を吸収して和らげます(機能はハードタイプと同様です)。

ハードタイプを選ぶのが良いか、バンパータイプを選ぶのが良いかは、ご自身の手になじむか否かで決めるのが良いと思います。手になじむものの方が、手を滑らせるリスクを低減できるからです。

アクセサリー類

iPhoneはオプションのアクセサリー類が豊富です。

例えば、人気の高いバックリング・背面リングは、iPhoneのユーザービリティを高め、手を滑らせて落下させてしまうリスクを軽減します。また、画面表面に強化ガラスフィルムを貼り付けておけば、液晶画面を傷や衝撃から守ることができます。

とにかく落下に注意!

ケースやカバー、アクセサリー類を使用することで、iPhoneのダメージを表面上は軽減することができます。しかし、何度も落下させ続けると、iPhone内部に小さなダメージが少しずつ蓄積されていき、見た目の破損がなくても故障に至ってしまうことがあります。

意外な落下防止対策がストラップです。スマートフォン時代ではなく、携帯電話時代の統計ですが、ストラップを付けている人とそうでない人では、携帯を落下させる破損事故の確率が明らかに異なるという結果が得られているそうです。

破損コストの節約

AppleCare+を利用する場合

iPhoneを購入した際に保証に加入していると、過失や事故による破損の際に、修理サービスを安価に受けることができます。

  • 画面の修理:約0.4万円
  • その他の修理:約1.5万円
  • バッテリー交換:無料

但し、実際に修理が必要になるかどうかもわからないのに、月々1000円近いAppleCare+の保証加入料を支払い続けることになる点に関しては要熟考でしょう。ちなみに、著者はこの手の保証サービスに入会したことがありません。

修理代を節約!正規店の方が安い

AppleCare+に加入しない場合は、正規店(Apple Store)よりも非正規の修理業者に依頼する方が、iPhoneの修理代を節約できます。修理費用を安く抑えられるだけでなく対応もスピーディーで、正直、Apple Storeよりも好感が持てる場合が多いです。

非正規店でのiPhone修理に不安を感じる方は、例えば、総務省登録修理業者の利用をお勧めします。総務省登録修理業者とは、総務省の「登録修理業者制度」に準じている修理業者のことです。

登録修理業者制度とは、「修理の箇所及び修理の方法が適正であって修理後の無線設備(スマホや携帯電話)が「技術基準」に適合していることを自らが確認できる等、電波法で定める登録の基準に適合する場合に、総務大臣の登録を受けることを可能とする制度のことです。

身近でお心当たりのない方は、Google検索してみて下さい。お住まいのご近所に見つからなくても、郵送修理や出張修理を受付している登録修理事業者もあります。

画面割れや水濡れなど、さまざまなiPhoneのトラブルをリーズナブルな価格で修理に対応してくれますし、データ消去リスクを保証してくれる登録事業者もあります(AppleCare+だとデータ消去リスクは保証してくれません)。